スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アイカツ!が描くゴスロリについて

アイカツ!19話「月夜のあの娘は秘密の香り」
       20話「ヴァンパイア・スキャンダル」

楽しく視聴させていただきました。

19話はいつものアイカツ!らしい展開でしたが、
20話はだいぶ毛色が違いましたね。

いつものアイカツ!はまず導入部分で面白おかしく展開し、
収束部分でその良さを表す形なのですが、
20話はその面白おかしくの部分がだいぶ少なかったなと感じました。

それだけ今回のお話に関しては、
スタッフさんが描きたい部分が多かったのかもしれませんね。




さてさてこれくらいにしてタイトルの話に入っていきたいと思います。
19、20話で丁寧にゴスロリに触れられていたのでこの記事を書きたくなった次第です。
(筆者はゴスロリについて特別詳しいわけではありません。
 さわりを知っている程度なので間違っている部分があればご指摘ください。)

まずはゴスロリについて


ゴシック・アンド・ロリータ

ゴシック・アンド・ロリータ (Gothic & Lolita) とは、
本来異なるゴシックとロリータの要素を結びつけた日本独自のファッションスタイル。
またそのようなサブカルチャーを指して言う語。略称はゴシック&ロリータもしくはゴスロリ。



ゴシック・アンド・ロリータは精神性を大事にするといわれている。

~~「そのお洋服を着たら、そのお洋服に似合う女の子になってほしい。
言葉使い、立ち振る舞いとか。服だけゴス・ロリしていても、何か違う。」~~


またゴシック・アンド・ロリータは、少女の夢やそこに潜む心の闇を、
自己表現するファッションともいわれている。




というのがおおまかなゴスロリというファッションの基本です。

少女の夢や心の闇を強く強調して、

より気高く、強くあろうとするためのファッションという解釈もあったように思います。
(ゴスロリファッションをたしなむ人間ではないので深くは言いませんが…)



ゴスロリというとどうしても奇抜なものというイメージが強いせいで、
なにかにつけ一種のネタとして取り扱われることが多いんです。

しかし、アイカツ!は違いました。
これに見事体当たりしていったわけです。




まずは19話「月夜のあの娘は秘密の香り」。

こちらは「私らしくアレ」を示すためにゴスロリに触れられていました。


素のユリカちゃんに遭遇したいちごちゃんご一行のシーン。
ゴスロリというものについての軽い説明があったうえでの、



ユリカ「これ(ロリゴシック)を着れば私らしくいられるって思ったの」

あおい「それで吸血鬼の末裔ってキャラクターが生まれたのね」



という台詞があります。

この台詞はとてもわかりやすいですね。


アイドルと関連付けて(いちごちゃん視点で)
お話を展開しているのでわかりにくくなっていますが、

つまり”ユリカ様”とは、

「誰にも負けない強く、気高い存在」というユリカちゃんの憧れ

を形にしたキャラクターであり、
また、ユリカちゃんは自分らしくいるために、
ゴスロリを着てその上でキャラクターを演じているわけです。

(その結果としてアイドルとして輝くことに成功しその後もファンを大切にしている)


つまりユリカちゃんというキャラクター自体がそもそもゴスロリを体言していると言えるわけですね。


20話はこれをさらに掘り下げていきます。



20話「ヴァンパイア・スキャンダル」。

Aパートはファンの関わりについてでしたが、Bパートはゴスロリ節全開。

やはりトップデザイナーと対峙するシーンが一番ゴスロリ成分が出ていたかなと。


マヤ「今の君にこのドレスが着こなせるの?
 僕のドレスはね、強い女の子にしか似合わないんだ。」

「毅然と凛々しく、顎はツンと上向きに。
 こんな写真撮られたぐらいでへにゃへにゃしちゃう女の子には着て欲しくない」



Bパート中から散々描写されていますが、
ユリカの精神がロリゴシックコーデにふさわしくないという否定。
ゴスロリとしてユリカは失格だという意味もこめられていると感じます。


マヤ「今の君がこのドレスに胸を貼っていいと言える?」

ユリカ「言えません…」

ユリカ「今はまだプレミアムレアドレスにふさわしくないかもしれない。」
 でもきっとそうなる!そのためならどんな努力でもする!」
 私は誰よりもロリゴシックにふさわしいアイドルになります!」


マヤ「………高い目標を目指して向かっていれば、いつかそこにたどり着けるかもしれない」




このシーンが最高にゴスロリ節です。

努力しようとするユリカを見て「この子なら…」
とカードを渡したいい話、普通に見ればそう感じるのですが
やはり、これがゴスロリ衣装であることが熱い。

ゴスロリとは服を着ることでその服にふさわしい精神をまとうことであり、
より強く気高く美しく、な自分を目指すこと。

ユリカはこのゴスロリの精神性を持つ女の子である。
だから魔夜もユリカにプレミアムドレスを託したわけです。

また、さらにいうと正確にはふさわしくないというのがまた良い。
ゴスロリとは少女性が重視されるものであり、
未熟なものである少女がゴスロリ服を着ることで、
より大人になろうとしているところにも一つの美学があるのです。

完成されていないものゆえの美しさ、というものが表されていたと感じました。



このシーンは台詞と共に構図もとても印象的です。

上手側にプレミアムドレス、下手側にユリカが配置されており、
プレミアムドレスが上からユリカを見下ろしているような画作りがされています。

プレミアムドレスにふさわしくなることがユリカの目指すものであるという、
ユリカのゴスロリ性がここからも伺えるわけですね。


ここからは個人的解釈になりますが、、
ドレスをカード化する前にプレミアムドレスに見上げる魔夜のシーンもゴスロリっぽさを感じました。

魔夜自身もやはりゴスロリの道を進むものであり、
ゴスマジックコーデはデザイナーである魔夜の憧れでもあるわけです。
そのゴスマジックコーデを渡すとは魔夜の精神をユリカに託すということ。

ここを踏まえると、


「高い目標を目指して向かっていれば、いつかそこにたどり着けるかもしれない」


という台詞の前に自嘲気味に笑うシーンが最高に決まっていたと感じます。


(キャプ環境がないので画像を出せないことが悔やまれる…
気になった方はぜひ見返してみてください。)




というように、藤堂ユリカ=ゴスロリという精神そのものという考えをあてはめた上で、
アイカツ!19、20話を見るとより深く楽しめると思います。
もしこの記事がその足がかりになれば幸いです。


ゴスロリを腫れ物として扱わず、丁寧に描写したアイカツ!は、
一流のファッションアニメと捉えて問題ないと思います。

これからも独自のストーリー構成を毎週楽しみにしております。
スポンサーサイト

アイカツ! 18話「チョコっとらぶ」

なんだか文章を書きたくなったのでアニメの感想を書かせていただきます。



アイカツ! 18話「チョコっとらぶ」

いや~、ぶっ飛んでましたね。

女児アニメでここまでやってくれるアニメってなかなかないと思います。

らいちくんの女装、いちごちゃんの「あおい、上脱いで!」、

デレデレ蘭ちゃん、らぶゆ~おとめちゃん………。


販促アニメという皮を被って本当にスタッフが好き放題やってるなと感じます(笑)。



とても面白くおかしくぶっ飛んでいて実にアイカツ!らしいお話だったのですが、

別の意味で「ああ、やっぱりこれはアイカツ!だな…。」

と思うところがふたつあったので書かせていただきます。



まず、一つ目

”らいちくんが女装して学校訪問してきたことをうまく利用して
授業風景(練習風景)を映して、キャラクターの努力の過程を見せたこと。”


こういうシーンがあるからこそ、アイカツ!のキャラクターは応援したくなってしまうんですよね。

2クールアニメが減り1クールアニメが増えた昨今、

後の盛り上げ回のためにこういった地味なシーンを挟むのは大切だと強く感じます。



そして、二つ目

”らいちの「ボク、あおい姐さんにはもらってばかりだ」という台詞。”


今日のアイカツ!は面白いし、皆かわいいし本当に楽しいんだけど、

それを吹き飛ばすくらいこのシーンが大好きです。



アイドルって見ているだけで力がもらえたりするんですよね。

アイドルの卵が新米アイドルとして活動していくなかで、

ファンに”何か”を与えられるようになった。

という成長を綺麗に表されていて、じんわりと胸に響きました。



また、本来アイドルオタクであるあおいちゃんが無自覚というのも非常にポイントが高いです。

ファンに媚びるという形ではなく、自然な姿でアイドル活動した結果として、、

らいちくん、ファンに”何か”を与えられたというものが読み取れます。



真剣に頑張っているからこそ受け取ることの出来た、

「ボク、あおい姐さんにはもらってばかりだ」という台詞。

こういうシーンがあるからこそ、アイカツ!はやめられませんね!
プロフィール

ゲソリバ

Author:ゲソリバ
アニメ見てます。
適当に感想をつらつらと。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。